特に予定のない休みの朝は、コーヒーを飲みながら『つれづれノート』の続きを読む。
でもやっぱり、途中で自分のことを振り返る時間になってしまい、なかなか進まない。
今は、今まで住んできた家のことを考えていた。
住めば都とはいえ、どうしても馴染めない家もあったし、実家にいた頃は早くここから抜け出したいって思ってた。
自分の意思で、自分の選択で住む場所を決められるようになってからは、どこも住めば都だった。
近所の人たちにも恵まれていた。
子供たちが小さかった頃は、近所のおばあちゃんやお母さんたちにお世話になったりした。
猫のまるちゃんは、網戸越しに裏のお母さんたちに可愛がってもらったりした。
今はほとんど近所付き合いはなくて、気楽といえば気楽。隣に住んでいる人たちの顔もわからない。
ただ、将来自分が高齢者になったら、近所付き合いは必要だなとつくづく思うので、やっぱ実家に帰ろうかなと思う。
なんてことを思いながら本のページはなかなか進まず。