2日目の朝に、4回目のカロナール。
身体はしんどく、喉の粘膜はガチガチに固まってビリビリ痛くて、トローチも意味なくて、咳は多くはなかったけど1度出ると止まらなくなった。
幸い食欲はあったので、差し入れの冷凍パスタ一食分はペロッと食べることができた。
あとはずっとゴロゴロしていた。
いつもより動きの少ない私を見て、猫たちはここぞとばかりに両脇にびたっとくっついたり、身体にのってきたり。
さすがに、約6キロの猫二匹が胸の上にのってきたときは、すぐ降りてもらった。
夕方になり、身体のしんどさは変わらなかったが、熱の上昇はなかった。
24時ちかくまでうつらうつらとテレビを眺めたあと眠りについた。
夢を何個も見た。その度に目を覚ましたけど、またすぐ眠っていた。
最初の夢は、風呂に行こうとしているけど、自分の着替えが探せなくて困っている夢。場所が、小さい頃に住んでいた家の2階だった。
どのタンスの引き出しを開けても、自分の服がない。
熱が上がってから3日間、動くのが億劫で着替えもせずずっとそのままだったから、そんな夢をみたのかも。
次の夢は、海の中だった。誰だかわからない女の人と二人で海で遊んでいた。足がつくかつかないか、くらいなとこで、何か危険を感じ、急いで泳いで戻ろうとした。
(私はほとんど泳げないのだが)その時は必死に泳いでいた。その時の水中の感じ、水の抵抗の感じ、海の広さや青さ、砂浜にたどり着いたときの腹部に砂が触れる感じ、すごくリアルだった。
次の夢は、和風ポテトサラダみたいなのを食べようとして、口にいっぱい詰め込んで、ゴックンしようとした直前に目が覚めて、実際にゴックンしていた。
おぇ~って吐き出したいくらいいやな感じだった。水を含ませたティッシュを無理矢理飲み込む感じ。
いやな夢だった~。
あと何個か見たけど、覚えていない。
とにかく、夢をいっぱい見たので、感覚的にはいっぱい眠れたって感じだった。
3日目の4時。
完全に目が覚めて、横になりながら猫と遊ぶ余裕が出てきた。
熱は36.6℃。
同じく療養中の同僚とメールでやりとりをした。
そして8時頃。
ふっと、なんだか身体が軽くなっているのに気づいた。しんどさがなくなっている。
なんとか重症化せずピークを越えたと思った。