普段私が仕事に行くときは、必ず真っ直ぐ私を見て、寂しそうに見える表情をしてくる、まる。
帰ってきて玄関を開けると、どのへんで気づくのかわからないがほぼ9割近くで待機している、まる。
夜は、いっちゃんが必ず私の顔にくっついて寝るのに遠慮してか、私が仰向けのときは両下腿のあいだ、私が右向きのときは両足先の上に寝ている、まる。
そのくせ、私が休みで家にいるときは、一日中ベッドで寝ている、まる。
それが、今回8日間休みの間、24時間のうちほぼ9割くらい、私にずっとくっついていた、まる。
こんなふうに、
そしてまた、こんなふうに。
お腹の上や足の上、起きているときは脇にぴったりと。
何か、感じるものがあったのか、それとも私が動けないでいるからこのときとばかりにってことか。
どっちにしても、私にとっては、孤独な気持ちにならないで済んだので、看護してもらったって感じ。
ただ静かに寄り添う、、、
大切なことを教えてもらった。